都心における看護師不足

これからは看護師の不足が解消すると言われてから久しいのですが、都市部における不足状況はなかなか深刻なものがあります。これは、都市部への人口集中の結果ともいえるのですが、特に都心での獲得合戦は熾烈を極めているようです。獲得のために給与水準は、ますます高くなる傾向にあり、新人看護師でも大卒給与を大幅に上回る水準となっています。

加えて、マンションの提供、引越しのための準備金、就職祝い金などもあり、一人を獲得するために相当な額の出費を強いられることになります。マンションにしても、地方から出てきた看護師をまとめて寮に住まわせればよいというレベルではなく、医療機関近隣のワンルームマンションを借り上げて格安で提供するという贅沢なことがまかり通っています。

また、紹介会社を利用した過当競争が展開されており、紹介会社への支払いを入れるとさらに高額な負担が発生することになります。都心の看護師獲得合戦は、地方の看護師を総ざらいする勢いがあり、待遇の良さにつられて地方の医療機関離れの現象すら引き起こしています。この過当競争を沈める手立てはなかなかなく、各医療機関の悩みの種であることは間違いありません。

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2014年6月8日 | コメントは受け付けていません。 |

カテゴリー:看護師の現状

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